【お薬手帳】結局持った方が得なのか?損なのか? お薬代が安くなる!?

スポンサーリンク

調剤事務も8年目突入、坂口かなでです。皆様、お薬手帳はお持ちでしょうか?
病院に行った後、薬局で毎回毎回こう言われて面倒くさいな〜と思っている方もいるのではないでしょうか。
わかります。聞いてる側もちょっぴり面倒くさいな〜と思っています。
それでも毎回きくのは、あなたが今現在飲んでいるお薬とこれから渡すお薬が一緒にのんでも大丈夫なのか薬剤師が確認するためなのが一番大きな理由です。

が、そもそも薬とか今みたいに風邪ひいたときしか飲まないしという方からすれば意味がないのでは?と思われてしまうかもですね。

しかし調剤事務の目から見させてもらえばお薬手帳は持つことはメリットしかありません20181月現在時点では)

お薬手帳ってなに?

文字通りあなたが飲んでいるお薬を記録していくお手帳です。
薬局ではお渡ししたお薬の錠数、日数、飲むタイミングを記載しているシール、または用紙を貼ります。
院内処方、といって病院内でお薬が出る場合は渡してもらえない病院もあります。
その場合は自分で書き込むしかありません。あと、サプリメントや、過去に飲んだお薬で副作用が出たことなども自分で手帳に書き込んでおけば、もし今後同じ薬を医師が出そうとしたときに手帳をみて「あ、この薬は合わなかったんだな」と違う薬を検討してみたり考慮してくれるわけです。

そっちが出した薬なんだから別に記録しなくてもわかるでしょ!と思われる方もいらっしゃるかもですね。
たしかに、自分の薬局、自分の病院で出したお薬は把握できます。
しかし、あなたが他の病院、他の薬局、又はご自分で購入して飲んでいるサプリメントなどはお薬手帳に記載してあるか、口頭で言ってもらえないと把握できないのです。

じゃあずっと同じ薬局、病院だし大丈夫、口頭で完璧に言えるからお薬手帳はいらないね!とゆう方も安心はできません

もしあなたが何かの事故、病気で意識を無くし救急車で運ばれたときはどうしますか?
家族は完璧に口頭で言えますか?
そもそも家族がそのときに立ち会えてるかもわかりませんね。

そうゆう面から考えますと、お薬手帳は病院や薬局に行く時だけではなく、普段から持ち歩くべきだと思います。

お薬手帳の種類はいろいろ

お薬手帳、という名前から紙のお手帳を想像される方も多いと思いますが、お薬手帳は今の時代電子化が進んできています。
電子化というのがどういうものか説明しますと、あなたのスマートフォン。そのスマートフォンのアプリでお薬手帳が出ているのです。しかもほとんど無料のアプリばかり。
これ1つ携帯にいれておけば紙のお薬手帳を持ち歩かなくても大丈夫。
薬局に手帳はおもちですか?ときかれたら携帯のアプリでもってますと答えたら対応している薬局ならアプリで薬の情報を読み込めるQRコードを渡してくれます。
もしもQRコードの発行できない薬局でもアプリを見せたらお薬手帳持参していると判断してくれますよ。

いや本当は紙のお薬手帳がいいんですけどね
なぜなら災害時、緊急時に携帯の充電がなくなっていたら使用できないためです
意識のないときパスコードかかってたりしたら他人は携帯みれないですしね。
どうしても紙のお手帳を持ち歩くのを忘れてしまう人、普段は薬をのんでいない方にアプリはオススメです。ちなみにわたしは調剤事務のくせに今はアプリしかもってません…(笑)

EPARK[イーパーク] - 薬局で待たないお薬手帳アプリ

EPARK[イーパーク] – 薬局で待たないお薬手帳アプリ
無料
posted with アプリーチ

もう一種類紹介すると、カード型のお薬手帳「harumo」というお薬手帳もあります。

スポンサーリンク

こちらはお財布に他のカード類と同じようにいれておいて、薬局でだせば薬局側がカードリーダーで中にお薬の履歴を記録、読み取りしてくれるシステムです。
しかも家族の分もまとめて管理する機能がついています!お子さんが2人の方や介護されている方には大変便利ですね。
問題なのはカードリーダーを用意していない医療機関がまだ多数ある点ですね。
携帯のアプリのお薬手帳のQRコードを発行できる薬局は今はかなり増えましたが、harumoに関してはharumoと提携している薬局、病院ではないと読み取りも記録もできない場合が多いです
わたしが働いていた薬局も対応はなかったので、持ってきていた患者様には大変申し訳なかったです・・・。

お薬手帳のお得さ

お薬手帳持つのやっぱり面倒くさいよ〜風邪のときしか薬のまないし、いらないよね、と思った方もいるでしょう。損しますよ!

お薬手帳は基本無料で作成できます。
アプリだって基本無料です。(有料のものもありますが)
ですが、持ってないと持っているでは大違い。

処方せんという病院でもらい、薬局にもっていく用紙。
その受付料金(薬局によって違う)や、薬剤師さんの説明、調剤の手間賃(一律)が薬局では発生しているのですが、それがお薬手帳あるかないかで変わってきます
もっている人は、40円割引(保険3割負担の人の場合。1割なら10円)されます!

なので毎度毎度持ってきているか聞かれるわけです。持ってるか持ってないかで金額がかわるので。
ちなみに「家にあります」は持ってきてないとみなされます
なんで!?と思われるかもしれませんが、薬剤師さんが飲んでいる薬を確認し、今から渡す薬と一緒にのんでも大丈夫か確認するためのお薬手帳なので、家にあるだけだと無意味だと判断されるわけですね。
あと、初めていく薬局、6ヶ月以上いってない薬局は割引されません。
またなんで!?と思われるかもしれませんが、初めての場合は口頭や問診(アンケート)などで確認しなければならない点が多いから、と思ってください…。
6ヶ月以上も同じ理由です。初めてではなくとも時間がこれほどあけば確認事項が初めてと同じくらいあるのです。
なので、いろいろな薬局に通うのは損だと思います。できるだけ1つの薬局にしぼりましょう。

6ヶ月以内に絶対病院にかからず、普段薬は飲まない人ならお薬手帳をもたなくてもまあ損ではないかもしれませんね。
しかし6ヶ月以上絶対に病気にならない!とは言い切れないと思いますので、やはりお薬手帳を持っておくことをおすすめします!
あと薬局スタッフが聞く前にお薬手帳出してくれると少しだけ待ち時間が減る・・・かも?(笑)

薬局でもらえる無料のお手帳もいいですが、自分でお気に入りを購入もできますよ。わたしも猫のお薬手帳を買いたいな…と迷い中です。

靴下にゃんこ お薬手帳

2018年も調剤報酬(薬局のルールみたいなもの)が改定される年

お薬手帳の今の割引がどうなるかはまだわかりませんが、国もお薬手帳を推奨しているので持ってて損するような改定はないと思います。

もしかしたら40円よりもっと安くなるかもしれません

また随時変更がありましたら、こちらに書きたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク